最近、単身女性のマンション購入が増えております。
とある首都圏の新築マンション販売では約40%が単身女性が購入したことを私自身が実際に体験してます。
※1LDKと2LDK主体のマンションです。
なぜ、単身女性がマンション購入るすのでしょうか。結論から言いますと。
お一人こそ購入するなら早く買ったほうが良い!
単身女性×マンション
実際私のお客様でも単身の女性でマンションを購入している方は、ここ数年でかなり増えました。
平均すると、35才〜50才位の方が多いです。
お勤め先などは結構良い企業に努めている方が多く、自己資金もそれなりに貯蓄しているキャリアウーマンが多い印象です。
●家賃が持ったいない
●セキュリティや安全面
結婚を諦めたorそもそも結婚する気がない
購入動機でこれが一番多いです。離婚して現在は一人という方も多いです。
後者の場合、分譲マンションの良さを知っているが為に、賃貸専用には住みたくないという理由も意外とあります。
結婚も今後しなそうだし、マンション購入でも考えてみようかな?と住まい探しを始め、スイッチが入り購入にいたる。こんなパターンが一番多いです。
あとは、賃貸のまま老後一人を想像するとゾッとすると言っていた方もおりました。
狭くても、利便性の良い立地のマンションなら安心感が得れ仕事に専念できます。
家賃がもったいない
購入派にとっては一番のデメリットですね、単身女性は意外と見栄をはり、高い賃料のお部屋を借りている事が多いです。
見栄をはって良いとこ借りたけど、誰に自慢するのでしょう。
ローンに換算すると買ったほうが今の家賃より安い可能性十分あります。
セキュリティや安全面
分譲のコンパクト系マンションはオートロックはもちろん、防犯カメラ、内廊下仕様などのマンションも有り、賃貸と比べプライバシー性が高いです。
快適安心に住めるので、女性にとってはメリットが多くあります。
単身女性のマンション立地
分譲のコンパクト系マンションは立地が良い場所で分譲する物件が多いです。
よっぽど変な場所を選ばなければ、失敗することは少ないでしょう。
●職場からの距離
●将来売却出来る立地
駅からの距離
言わずもがなですが、駅からの距離は単身女性のマンション購入において一番大事でしょう。暗い夜道を帰宅する際に人目のある場所のほうがリスクが減ります。
後述する売却の際も有利になるので、なるべく駅徒歩7分以内が望ましいでしょう。
職場からの距離
忙しいキャリアウーマンにとって職場からの距離も非常に大事です。
女性は何かと時間がかかりますので、通勤で時間短縮できればストレスもたまらずに快適な通勤ができる場所選びは重要視するべきでしょう。
職場と近すぎるのは避ける方が多いです。(個人差です)複数路線利用可能な駅や直通で別路線に乗り入れ可能な沿線を選ぶとよいでしょう。
将来売却出来る立地
これは必ず意識しましょう。将来何が待っているかわかりません。
購入の鉄則ですが、「住んでよし」「売ってよし」「借りてよし」を意識し立地や物件選びを必ずしましょう。
目線は、10年後などに売った場合、どれくらいで売れるだろう、自分だったらその物件を購入するメリットが有るのか?など将来の目線で見ると良いでしょう。
単身女性のマンション価格
単身女性はどれくらいの予算でマンション選びをするのでしょうか。

広くても2LDKの60㎡代、もっとも多いのは40㎡〜50㎡位の買いやすいコンパクト系マンションです。
あまり小さい専有面積ですと、ローン審査に影響があります。例えば専有面積が20㎡代などは銀行によっては住宅ローンが利用不可の場合も多いです。
フラット35は30㎡以上の規定があります。
また、単身者はローン審査が厳し目に見られる傾向があります。自己資金がある程度無いと希望の借入金額までは借入が出来ないケースが多いです。
金融機関としては、単身者(男女ともに)に対して、住宅ローンの貸出リスクがあるのでローン審査は厳し目に審査されます。
例えば、投資リスク、結婚リスク、実家に変えるリスク等々です。
また、昨今のフラット35不正利用で単身者住宅ローンは更に厳しく審査されているようです。
単身女性の頭金
経験上、単身女性の貯蓄額に関しては、びっくりすることが多いです。
私のお客様では、みなさんしっかり貯めている方が多いです。
当然、金融機関によっては諸費用含め頭金無しで組んだお客様もいましたが、
年収1,000万超えの上場企業、管理職とそこそこの属性でした。
一般的には、物件価格の1割〜2割が望ましいです。更に諸費用が中古ならば約8%新築ならば5%程度かかってきますので、諸費用に付いても自己資金で賄えれば望ましいです。

もちろん全額借入も可能です。※審査により結果は異なります。
まとめ
結論としては、購入するのであれば単身者ほど早く購入したほうが良いです。老後の身は自分で守らなければなりません。親に頼りたくても自分より先に亡くなってしまいます。ただし売却を見据えた物件選びと、無理なローンは組まない事が前提です。