後悔した住宅購入5選、戸建編
先週の日曜日、買い替え希望のお客様がご夫婦でご来店いただきました。
50代前半のご夫婦でお子さんは一人、お子様は来年から就職で親元を離れ一人暮らしをするそうです。
結論から言うと3年前に念願のマイホーム(新築建売)を購入しましたが、2人暮らしになるので広さが必要なくなったとのことです。
売却希望の物件は駅から遠い立地で2Fにリビングがある物件です。
内覧当初は日当たりがよく眺望も良いので勢いで契約をしてしまったそうです。
結局、買った家は売却し予算の中で利便性の良い中古マンションを探すこととなりました。
仕事柄、売却相談をよく受けますがその中でもよくある売却理由や後悔したことを5つ紹介致します。
本記事を読んでいただければ、あたなの住宅購入においヒントになります!
後悔した住宅その1
土地勘の無い場所で購入。
希望のエリアは金額が高く予算の中で探すエリアを広範囲にした結果、物件は良かったが全く土地勘の無い場所で購入し後悔した。
安い割に土地が広く建物も良かったので勢いで購入したが、住んでもみてから利便性の悪さに気がついて後悔した。
土地勘は不動産を購入する上で非常に大事です。親や兄弟が近くに住んでいる、学生時代に長く住んだ土地、賃貸で長く住んでいたので知り合いが多いなど土地勘がある等々、あなたの今購入しようとしている物件は買う理由が建物以外にありますか?
物件だけでなく、はじめての場所では、何故ここなのかをきちんと整理し、購入しましょう。
後悔した住宅その2
3階建てや2階リビング後悔
2階リビングが後悔、買った時期は春頃で当初は日当たりも良く快適でしたが夏は地獄のように暑く、買い物帰りが特にダルい。
1階に寝室が有るのですが起きている家族の足音が意外にうるさくやっぱりリビングば一階と思った。
来客時2階に案内する際が意外に面倒。
1階に子供の部屋が有り、リビングに上がってこなく遊びに行った帰りも何時に帰って来るかわからない。購入当初は小学生だったので何も考えなかったが先のことも考えて購入すれば良かったと後悔。
後悔した住宅その3
間取りや土地形状など
リビングイン階段で後悔、リビングに階段が有るのですが仕切りが無くとにかく冬がやばく寒い。暖かい空気が上に行ってしまい毎冬工夫が必要。
2階にトイレが無い、年をとってから夜中に降りるのが面倒。
隣地との距離が近く窓を気軽に開けれない、窓を開けると隣の家の窓が手の届きそうな場所にありカーテンを開けたことがない。
敷地延長部分で隣の方と協定をしているが、気を使うので後悔。
角地で日当たりや通風は良いが、思いの他交通量が多く別の棟にすれば良かった。
水路(あんきょ)が有ることを知らず、虫が大量発生するし匂いに後悔。
後悔した住宅その4
広すぎて後悔
いつか子供が出来るだろうと先を見越して広めの建売を購入したが、結局子供も作らずお互い仕事が忙しく使わない部屋もあり後悔。
月々のローンや固定資産税が高く電気代も高い、使ってない部屋も有り堅実に身の丈に合ったものにすれば良かったと後悔。
狭くて後悔
70㎡の狭小建売、実際住んでみると階段や廊下などデッドスペースが多く実際は50㎡住んでいる感じ、マンションの70㎡と大違いで後悔。
子供が小さいうちは良かったが、4LDKにしておけばと後悔。
後悔した住宅その5
立地選びで後悔
幹線道路が近かったが安かったので決めたのですが排気ガスや砂埃がひどく後悔。
緑が多い場所で、そのときは良いと思ったが夜は物騒で夏場は虫がすごい。
南側が月極駐車場だったのですが、板金屋が後から出来、音がうるさい。
最寄りの駅が遠い、当初は車通勤だったが転職し電車通勤に仕方がないが毎日つらい。
坂の上で眺望がよく気に入って購入したが、坂がきつすぎる。雪が降ると最愛。
まとめ
物件購入でいちばん大事なのは優先順位です。自分たちにとって何が優先順位が高いのか、紙に書いて見ましょう。夫婦であればそれぞれで書いてみましょう。それをお互いでする合わせご夫婦や家族の優先順位を決めましょう。そうすれば後悔が多少あってもいずれはメリットに変わります。